Ver.4.2にバンドルされているタスクのマルチスレッドバージョンの適用方法
Ver.4.2には、メールサーバー単位で従来のシングルスレッドからマルチスレッドに変更された近い将来の同期タスクのリリース候補が同梱されています。
すでに2ヶ月以上の動作検証を行い問題なく動作しております。OnTimeをご利用のお客様は同一バージョン内であればご利用頂けます。
また万が一不具合があった場合も従来のタスクに入れ替えてすぐに元に戻せます。
(ご認識頂きたいのは、タスクはあくまでもメールDBからの片方向の同期機能であり、予定作成などの機能はAPIが行っているということです。)
タスクの進化については下図を参照下さい。
注:左端のbusytime.nsfと同期するレガシーバージョンのタスクはVer.3.9.1までバンドルしていました。フォルダは展開したフォルダ内のTasks\BusyTime Tasksをご参照下さい。
マルチスレッドバージョンへの入れ替え手順
- 先に通常通りVer.4.2のバージョンにバージョンアップし正常動作を確認します。
- 下図の赤枠のようにServerSetting文書のマルチスレッドの数を指定して下さい。
デフォルトは3です。 - アクションの「OnTimeGC Commands/-Quit-」でタスクを終了します。
- 解凍したインストールパッケージのTasksフォルダのWindowsXX_Multiフォルダ内のタスクファイル(nOnTimeGC.exe)をDominoのプログラムフォルダの既存のファイルと入れ替えます。
(XXは64なら64bit用、32ならx86用です。)
(作業中、Dominoを停止する必要はございません。) - アクションの「OnTimeGC Commands/-Load-」でタスクを起動します。
- Domino Administratorのサーバータスクページでサーバー毎にシンクが指定した数だけ起動していることを確認します。
元のタスクに戻す手順
- アクションの「OnTimeGC Commands/-Quit-」でタスクを終了します。
- アクションの「Install Update/Domino Task」でタスクのインストールをします。
- アクションの「OnTimeGC Commands/-Load-」でタスクを起動します。
- Domino Administratorのサーバータスクページでサーバー毎に1つだけシンクが起動していることを確認します。