ドミノ側のユーザーの属性情報を手動で即時反映させる手順

4.管理者

OnTimeを導入しても二重管理にはならず、導入前と同様一元管理で運用してください

OnTimeはユーザーの部署や役職、電話番号、読み仮名などの各種属性は全てドミノ側の管理情報をリソースとして反映して利用しています。
OnTimeを導入しても二重管理にはならず、導入前と同様一元管理で運用してください。
リソースはドミノディレクトリのユーザー文書でも独自の社員情報データベースなどでも構いません。

一元管理だと各アプリケーションにすぐに反映しないといけない場合がある

運用中、大きな組織変更が行われ、即座にOnTimeにも反映してないといけない場合もあります。
本FAQはそのような場合の手動でOnTimeに情報を反映させる手順のご紹介です。
今回はドミノディレクトリをサンプルにして手順を案内します。

ドミノディレクトリからOnTimeにユーザー属性を反映する際の注意点

大事なのはドミノのビューインデックスの癖を理解することです。
ドミノのアプリケーション(データベース)のビューの「更新」は設定によって以下の4つがあります。各選択肢の説明は製品のヘルプを参照ください。

ドミノディレクトリや社員情報データベースのように日頃更新が発生しない場合は「自動」以外になっているビューが多いです。これらのビューを強制的に更新すうことでOnTimeが反映処理をする際に更新された情報にしておくことが大事なのです。

ドミノディレクトリからOnTimeにユーザー造成を反映させる手順

  1. ドミノディレクトリのユーザー文書を更新します。
    組織のルールやシステムでそれぞれのユーザー文書を更新してください。
  2. ドミノディレクトリの全てのビューを強制的に更新します。
    更新したいアプリケーションのいずれかのビューを開いて、CtrlキーとShiftキーを押しながらF9キーを押します(Ctrl+Shift+F9)。
    これでアプリケーションの隠しビューを含む全てのビューを強制更新します。実行中は以下のようなプログレスバーが表示されます。
  3. OnTimeの設定DB(Config.DB)でAdminを実行します。
    OnTimeの設定DB(Config.DB)を開き、ServerSettingビューを開き、アクションメニューのTaskCommandsからAdminを実行します。
    Adminとはドミノ側の情報を取り込み、カレンダーデータ以外の全ての各種設定などを更新するコマンドです。通常は深夜2時に自動実行されます。

    詳細は以下のマニュアルへのリンクを参照ください。
    https://admin-domino.ontimesuite.jp/2024/03/424/#index_id6
  4. ユーザーはクライアントをリロードすれば最新情報で利用できます。
    これでOnTimeは最新状態になっています。
    ユーザーはOnTimeクライアントをブラウザのリロード(F5)かスーパーリロード(Ctrl+F5)を行うことで最新情報で利用できます。

ドミノディレクトリ以外の社員情報データベースなどでもビューの強制的な更新さえ行えば即時反映が可能です。

 

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