Clientデータベースのサイズが大きくなるのは何故ですか?
OnTimeのデータに接続するにはAPIをつかさどるClientデータベース(デフォルトのファイル名は「OnTimeGCClient.nsf」。従来は「OnTimeGCWeb.nsf」。)を経由します。長期に使っているとデータベースサイズが大きくなる場合がございます。これはクライアントが接続する際に利用し、既に使用されていないToken情報が何かしらの理由で残っているからです。そもそもTokenは同じ文書内に保持され常に更新されます。しかしTokenがタイムアウトした場合、新たにTokenを発行するため古い文書が残ってしまいます。Tokenの設定は下図の様にServerSetting文書にあります。
Tokenについては→「OnTime Group Calendarのセキュリティ機能(Tokenの利用)について」もお読みください。通常は放置して構いませんが、異常にデータベースサイズが大きくなっている場合は以下の手順に基づき文書を削除して下さい。
1.ClientDBの隠しビュー(CleanUp)ビューを開きます。
下図のようにワークスペースでClientDBを選択した状態で、Ctrl+Shiftを押しながらメニューからマウスで「移動」を選択してください。
次にビューとフォルダの一覧が表示されたら、「(Cleanup)」を選択し、Ctrl+Shiftを押したまま「OK」を選択してください。
すると、下図の様に(Cleanup)ビューが開きます。
2.古くて削除して構わない文書を削除します。
以下の様に「ConfigRef」以外の表示されている文書を選択してください。Ctrl+Aで全文書を選択出来ますが、以下の赤字の注意は必ずお読みください。
この際、「CofigRef」という文書はConfigDBと接続するための大変重要な文書となります。絶対に削除対象から除いてください。
メニューから「削除」を選択します。
すると各文書の左のチェックマークが×マークに切り替わります。
最後にデータベースを閉じると下図の様なメッセージが表示されます。「はい」を押して閉じてください。