Domino 9以降のクラスタ環境のリソース予約DBの考慮事項

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クラスタ環境におけるリソース予約DBについて情報

以下のHCLサポートサイトにてクラスタ環境におけるリソース予約DBについて情報公開されてます。

クラスタ環境でリソース予約データベースを使用する際の考慮事項について」-HCLSoftware Customer Support

クラスタ環境で使用する場合の要求仕様

OnTimeが重要と考えるのは、RRDBは同じクラスタ内にだけ存在させないと、クラスタを跨ぐと重複予約が発生する件です。

  1. リソース予約データベースのレプリカを置く Domino サーバーは、すべて Domino 9.0.1 以降である必要があります。
  2. リソース予約データベースの設計は、Release 9 以降である必要があります。
  3. リソース予約データベースのレプリカのアクセス制御リストの詳細タブにて、システム管理サーバーが適切に設定されている必要があります。
  4. RnRMgrタスクは、リソース予約データベースのレプリカがあるすべてのクラスタメンバーで実行する必要があります。
  5. フェイルオーバーは2台のサーバー間でのみ行われます。2つ以上のリソース予約データベースのレプリカが存在することができますが、フェイルオーバーはシステム管理サーバーと、クラスタメンバーのサーバー名をアルファベット順で最初のサーバーとの間でのみ行われます。
  6. リソース予約データベースのレプリカは同じクラスタ内に存在する必要があります。クラスタ間におけるRRDBのレプリカはサポートされておらず、重複予約を引き起こす可能性があります。
  7. 予約処理は、クラスタ内の1つのサーバーのみが処理する必要があります。どのサーバが要求を処理しているかは、 TELL RNRMGR WHOOWNS xxxxx.nsf(xxxxxはRRDBのファイル名)コマンドを実行することで確認できます。

注意)本サイトでは利用条件だけ転載します。詳細はサポートサイトをご確認ください。

 

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