Domino 9以降のクラスタ環境のリソース予約DBの考慮事項
クラスタ環境におけるリソース予約DBについて情報
以下のHCLサポートサイトにてクラスタ環境におけるリソース予約DBについて情報公開されてます。
「クラスタ環境でリソース予約データベースを使用する際の考慮事項について」-HCLSoftware Customer Support
クラスタ環境で使用する場合の要求仕様
OnTimeが重要と考えるのは、RRDBは同じクラスタ内にだけ存在させないと、クラスタを跨ぐと重複予約が発生する件です。
- リソース予約データベースのレプリカを置く Domino サーバーは、すべて Domino 9.0.1 以降である必要があります。
- リソース予約データベースの設計は、Release 9 以降である必要があります。
- リソース予約データベースのレプリカのアクセス制御リストの詳細タブにて、システム管理サーバーが適切に設定されている必要があります。
- RnRMgrタスクは、リソース予約データベースのレプリカがあるすべてのクラスタメンバーで実行する必要があります。
- フェイルオーバーは2台のサーバー間でのみ行われます。2つ以上のリソース予約データベースのレプリカが存在することができますが、フェイルオーバーはシステム管理サーバーと、クラスタメンバーのサーバー名をアルファベット順で最初のサーバーとの間でのみ行われます。
- リソース予約データベースのレプリカは同じクラスタ内に存在する必要があります。クラスタ間におけるRRDBのレプリカはサポートされておらず、重複予約を引き起こす可能性があります。
- 予約処理は、クラスタ内の1つのサーバーのみが処理する必要があります。どのサーバが要求を処理しているかは、 TELL RNRMGR WHOOWNS xxxxx.nsf(xxxxxはRRDBのファイル名)コマンドを実行することで確認できます。
注意)本サイトでは利用条件だけ転載します。詳細はサポートサイトをご確認ください。