リリースノート(Ver.7.7.0)
本バージョンよりConfigDBで設定作業を行う場合はNotes10以上のクライアントが必要になります。
新機能について
■OnTime Desktop クライアント
- リソース所有者による会議室の了承/変更の機能を実装しました。
- カレンダープリファレンスでオンライン会議の設定がされている場合にオンライン会議を開催できる機能を追加しました。
- ロケーションにオンライン会議が指定されている場合に会議に参加するためのボタンを準備しました。
- 既存の会議予定から詳細を含めて会議を新規作成できる機能を準備しました。
- Sametime11:プロファイル画面でも在席表示が表示されるようになりました。
- Sametime11:Sametimeサーバーが認識しているOnTimeユーザーについてはオフラインも表示できるようになりました。
- Sametime11:モバイルからログインしているユーザーを識別して表示できるアイコンを実装しました。
- 詳細検索:検索オプションの絞り込みにEメールを追加しました。
- 詳細検索:会議招集の検索先として以下のディレクトリを含むことが出来るようになりました。
- OnTimeユーザー
- ドミノディレクトリ
- 自分のメールの連絡先
- 日程調整で登録されたユーザー
- その他指定したデータベースOnTimeユーザー以外のディレクトリソースは管理者が利用可能にするかを設定できます。また検索結果の最大値もGlobalSetting文書で指定できます。
OnTimeユーザー以外のディレクトリソースは管理者が利用可能に設定していても、実際に利用するかどうかはユーザー自身がクライアント画面から設定できます。
- ビューの設定はドロップダウンメニューからパネルメニューから直接起動できるようになりました。
■OnTime Mobile クライアント
- Desktopクライアントに既に実装されているように、ユーザー/パスワード認証だけでなく、メールによるワンタイムToken発行認証に対応しています。
■OnTime Config DB
- カスタムディレクトリのインターネットアドレス用のフィールドの指定が出来るようになりました。詳細検索時のEメール検索で利用可能です。
- External Access Serverの設定にHCL Connections用の設定を追加しました。
- 認証方法を「ユーザー/パスワード認証」か「メールによるワンタイムToken発行認証」の両方か片方だけなどを指定できるようになりました。
- Role設定でExchangeユーザーは全てに対して「View schedule information」として設定されるようになりました。
- Notes/Domino V12 Beta2 に対する検証テストをパスしています。
■OnTime Exchange Servlet
- 個人グループ/共有グループの設定はユーザーがDominoからExchangeに移動する際に保持されるようになりました。
- 以前はDominoユーザーのスケジュールデータのみ保持していたData DatabaseにExchangeユーザーのスケジュールデータも保持されるようになりました。
各種修正について
以下の明示的な不具合修正だけでなく、幾つかの安定性のための不具合修正や細かな不具合修正も行っております。
■OnTime Desktop クライアント
- ファイル名にスペースが含まれる添付ファイルでは、ダウンロード時にスペースが「+」に変換されていました。
- GlobalSetting文書で ‘Show as Private’ として設定されている予定はプライベートとして表示されていませんでした。
- プリファイルに表示されるイベントリストがメインビューの日付を開始日として表示されてませんでした。
- リストビューの設定データ名が間違ったプリセットになっていました。
- 予定の作成時に設定したカテゴリ(分類)が正しくExchangeサーバーに送信されず値をなくしていました。
- Verseのタブをクリックした際に間違ったURLを開く場合がありました。
- OnTimeから会議出席可能時間を変更した際にメールDBのカレンダープリファレンスに正しく更新されませんでした。
■OnTime Connections オプション
- ドミノディレクトリのメールアドレスとConnectionsに登録されたメールアドレスが違う場合、OnTimeをウィジェットから全画面に切り替える際にそのユーザーがOnTime画面に表示されませんでした。
■OnTime Exchange サーブレット
- Exchangeベースのユーザーに対してDailyの同期を実行していませんでした。
- DominoからExchangeへのユーザー移行では、Dominoで使用されExchangeに必要としない全てのフィールド(MailReplicaID、ForwardAddress、AltFullName、TeamCalendars、SkipReplicaIDLookup、iNotesUrl)がクリアされませんでした。
- Dominoディレクトリの「フルネーム」が見つかったにもかかわらず、Exchange設定でインターネットアドレスが見つからない場合は新しいユーザーを作成しないようにしました(移行中に電子メールアドレスが変更される場合など)。
■OnTime Config DB
- Verse applications.jsonファイルのスペルミスを修正しました。
- ブロードキャストDBの処理でユーザーがローカルにインポートした休日カレンダーを削除する不具合を修正しました。
- LinuxにOnTimeサーブレットをインストールできませんでした。
- メールサーバー以外のOnTimeサーバーで実行時にVerse applications.json file で “}” のブラケットが欠落している不具合を修正しました。
- 会議出席可能時間が最新か確認の為のプロファイルデータの情報を比較する機能を追加しました。
■OnTime Main Servlet
- 会議出席可能時間が判読可能な時間を指定されていない場合、OnTimeメインビューで会議出席可能時間が表示できていませんでした。
- 一人のユーザーが会議出席可能時間の設定がブランクの場合に発生する不具合を修正しました。
- 会議室とリソースの空き時間情報を更新されない不具合を修正しました。
- 日程調整:使用されなくなったEメールのクリーンアップ機能を再度機能させ、保存する間隔を定義するオプションも追加しました。
■OnTime 管理プロセス
- 削除された(変更された)ユーザーをグループのメンバーとして5日間保持されるようにしました。 これにより、Exchange管理者はDominoからExchangeに移行する際にグループのメンバーを適切に移行できます。