休暇ビューの意味と設定について
1.そもそも休暇ビューが存在する理由
OnTimeのふるさとデンマークでは5月から9月の間に15日以上の休暇を取ることが法律で保障されています。15日間に土日を追加すると実質3週間の長期休暇を国が保証しているのです。かといって全員が同じ期間に休暇を取得すると組織が機能しませんよね。
2.社員の休暇を調整するビューが必要
そこでOnTimeの休暇ビューの登場です。デンマークではこのビューを見ながら社員が自分の長期休暇期間を調整しています。仕事の予定は非表示にして休暇だけを表示する。お互いの休暇の取得ためだけに集中して検討出来るビューです。
3.休暇ビューへの表示の設定箇所
長くOnTimeをご利用だと設定箇所は想像つくかも知れません。休暇ビューへの表示/非表示はConfigDBのLegends(凡例)で行います。下図を参照して下さい。Legends(凡例)には「Time Off」という項目があります。チェックをつけたLegends(凡例)に合致する予定は休暇ビューに表示されます。
4.休暇ビューは休暇ビューとして使ってほしい
デンマークでのグループカレンダーの活用方法は、互いの予定を見せることで仕事を調整する目的だけでなく、社員が互いに長期休暇を取りやすくする意味も含まれています。OnTime日本チームは日本でもこの文化が根付いてくれることを願ってオリジナルの通り「休暇」ビューと名付けさせて頂きました。くれぐれも仕事の予定を休暇ビューに表示する設定はしないで下さいね。